2018.7.10:産業新聞に掲載されました

重量物吊上げ用 繊維スリング販売開始/韓スーボ社と代理店契約

 ワイヤロープ加工販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、造船や建築現場などで使用する重量物吊り上げ用繊維スリングで韓国トップシェアのスーボ社(本社=韓国龍仁市、金三喆代表理事)と、繊維スリングの日本国内での販売代理店契約を締結し、今月から本格販売を開始した。本年度中をめどに、大阪工場(大阪市)と神戸工場(兵庫県神戸市)に、スーボ社のショールームを設置予定。クロスビー社製吊り金具とのセット販売を中心に営業体制の強化を図り、繊維スリングで年間1000万円の売り上げを目指す。

 スーボ社は、繊維スリングの韓国トップブランドとして品質と技術開発に定評があるものの、これまで日本国内での認知度はあまり高くはなかった。中村工業は、ワイヤロープや吊り具などの重量物を吊り上げる製品の販売会社として数多くの顧客および実績を持つことで、今回の業務提携を通じて日本市場への本格参入を図る。

 中村工業では、1本で500㌧規模の重量物を吊り上げる世界最大級の繊維スリングを製造できる同社との業務提携により、ワイヤロープや吊り金具だけでなく、繊維スリングにも対応可能となることで、重量物吊り上げ製品をトータルで取り扱える体制を構築。売上拡大につなげるとともに、重量物吊り上げの市場への参入の機会増加を見込んでいる。

 スーボ社は1985年の創業。ラウンドスリングやベルトスリングなどユーザーニーズに応じカスタマイズしたさまざまなベルトスリングを製造。韓国でSマーク、欧州ではCEマーク、ISO9001、日本でJISマークの認証をそれぞれ取得しているほか、パワーテックス・ラウンドスリングで「ノルウェー・ドイツ船級協会」の松栄所を取得している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA