「ワイヤー同士を繋いだ場合の強度について」の回答

Q:お忙しいところ申し訳ありませんが質問お願い致します。
ワイヤー同士を繋いだ場合の強度は、真物に比べてどうなんでしょうか。
又、あまりないとは思いますが、そういった物を玉掛けや台付として使用することは法的なことも含めてどうなんでしょうか。
A:ワイヤー同士を繋いだ場合の強度は実際のデータが無いため分かりません
このようなロープを玉掛けで使用するのは大変危険ですので、推奨できません。
玉掛け用の加工が施された「エンドレスロープ」を玉掛けに使用することは可能です。
アイスプライス(編込み)の加工効率は一般的に
15mm以下の効率 :95%
16mm~26mmの効率:85%
28~38mmの効率 :80%
39mm以上の効率 :75%
となっています。
エンドレスにした場合は、加工部にかかる強度は1/2になります。
安全使用荷重(玉掛索の安全率は6以上)でエンドレスを使用した場合、抜ける心配はありません。
加工部の強度よりも小径曲げによる強度低下を考慮する必要があります。
※ 引張り試験(有料)することは可能です。
■関連リンク
エンドレス直つりのワイヤロープ選定方法

追記

ワイヤロープハンドブック(日刊工業新聞社)によると、ワイヤロープを編み込んだ場合の引抜き試験結果は、84%,85%でロープ破断となっています。
hippari.jpg
このデータは5回編みこんだ状態のものですが、ロープが破断していますので、ショートスプライスのように10回編みこんだものでも強度はあまり変わらないと思います。

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