「ハイクロスロープの剛性と1本吊りについて」の回答

ハイクロスロープに関するご回答ありがとうございました。
以下の2件についてご教示いただければ幸いです。

Q1:ハイクロスロープの剛性
同サイズ(同径)で6×24(A種)や6×37(A種)と比べた場合,硬いですか?(正確な数値でなく,経験的,感覚的なお答えでも結構です。)

Q2:1本吊りの玉掛索
柱状の吊荷(約8t)で天端に1点にしかシャックルをかけることができないものがあります。1本吊りするしかない状況なので,一般的な両端アイの玉掛索を二つ折りにして吊っていますが,あまり適切でない気がしています。エンドレスや耳付きのものを使う方が良いのでしょうか?
また,いずれの場合でも玉掛索の安全荷重としてはワイヤロープ1本分の荷重までしか見込めないでしょうか?

A1:(1)ハイクロスロープの曲げ剛性は6×24、6×37とほとんど変わりません。
ハイクロスロープは「交差より」で作られているため、端末加工が容易で、曲げやすいのが特長です。
6×24<ハイクロス≦6×37 (硬<柔)
サイズダウンすると、半分程度まで柔らかくなるという試験結果が出ております。
詳しくはハイクロスロープのパンフレットをご覧ください。
必要であればカットサンプルを送らせていただきますので、ご連絡ください。

A2:特に問題はないと思いますが、このような用途ではエンドレスのほうがいいのではないでしょうか。
吊り代が無いような用途でも「グロメット加工」であれば両アイ玉掛索よりも全長を短くすることが可能(※)です。
小径曲げによる強度低下ですが、使用するワイヤロープと同程度の直径で曲げた場合、ロープの強度は約50%低下するため、安全使用荷重は両アイ玉掛索1本つりと同じになります。
※エンドレスの直径が最小でロープ径の約11倍まで小さく出来ます。
(例:ロープ径 20mm=直径約220mm)
グロメット加工
grommet

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東京製綱/ハイクロスロープ
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