5月1日:「OSAKA中小企業家 5月号」に掲載されました!

オーダーメイドワイヤロープ加工のプロ集団

〜大正区で生まれる「命綱」が産業を繋ぐ 中村工業㈱

大正区尻無川沿いの町工場群の一角に国内有数の加工技術を持つワイヤロープ加工一筋50年の中村工業㈱があります。
大阪は全国シェアの9割を占めるワイヤロープ加工のメッカで、主な産地は泉州地区とのこと。ワイヤロープは消耗品で建設現場、港湾、工場、舞台装置、などでは欠かすことの出来ない存在です。現場によって必要な長さ太さ、吊り上げる重量など全て違います。だからこそ北海道から沖縄まで全国に広がる顧客の様々なニーズに合わせた商品を高品質、短納期で納めることで業績を伸ばしてこられました。
驚くのは、その加工技術です。なかでも特に得意としている太径ワイヤロープ加工(日本で数社しか製造していない)の現場を見学させて頂くと、直径10cmの極太ワイヤロープを「ロープ加工技能士(1級10名、2級1名)」の国家資格を持つ社員が手作業で編み上げていかれます。このロープで最大90トンもの重量物をも吊り下げることができます。しかし特殊太物などは職人が編み物のようにスパイキとハンマーを器用に使って、長年培った技でワイヤを編み上げていかれます。昨年、亜鉛アルミ合金めっきを採用した錆に強く長寿命というニーズに応えるために「ウルトラロープ」の販売を開始されました。
「数ある加工屋の中から一歩抜けた存在になるには独自製品を持ち、他社との差別化を地道に図っていくしかない」、社員さんも平均年齢が40歳と若い方が多くおられ活気に溢れていました。
最近は「大正区が平成25年3月に発行された大正ものづくりMAP」に掲載されたことをキッカケにテレビ、新聞、雑誌で取り上げられるようになりました。多くの方々に見て頂く事で社員も元気になる。会社もキレイにして行こうという意識も生まれると積極的に取材に応じておられます。
つい先日も大正区長が見学に来られたとおっしゃっておられました。また何よりも「社長が元気でなくてどうする」という力強い言葉を頂きました。ありがとうございました。

(文:事務局員 坂 信芳)

◆会社概要◆所在地:大正区泉尾/資本金1,000万円/創業1964年(創業50年)/社員数25名/事業内容:各種ワイヤロープの販売及び加工全般・ワイヤロープ関連金物の販売

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大阪府中小企業家同友会

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