5月19日:神戸工場竣工式

本日はお忙しい中、中村工業神戸工場の竣工式にお越しいただき、心より御礼申し上げます。

まずはじめに、後ろの(壁の)中村工業のポスターをご覧ください。白黒の写真でロープを加工をしているのが、今年の2月14日に亡くなりました創業者であります、父、中村和郎です。
父がこれまで頑張ってくれたおかげで、今の中村工業があります。そのことを忘れずに、これからも仕事に励んでまいります。
去年の7月9日に行われた、この工場の地鎮祭では何とか歩いて参加してくれたんですが、今思えばそれが最後の親孝行になりました。
今日はどこかで見守ってくれて、一緒に祝ってくれていると思います。

この工場を建設していただいた板倉不動産の板倉社長、現場監督の英(はなふさ)さん、設計していただいた泉さんには、たくさん無理をお願いして、私のこだわりが詰まった工場が完成しました。
素晴らしい工場を建設していただきまして、ありがとうございました。

この工場にありますワイヤロープは全て東京製綱の「ハイクロス」というワイヤロープで、私が東京製綱にいたときに提案して開発した、高強度交差より玉掛け用ワイヤロープです。
強い・軽い・柔らかいを実現し、今では中村工業の主力製品に育ちました。
この他にも、サビに強くて長寿命の「ウルトラロープ」、ワイヤロープに巻きつけて使用する「くるっと」等、東京製綱の代理店としてロープを販売するだけでなく、他社にはない製品を開発して差別化していきたいと考えております。

みなさん、こちらの機械をご覧ください。
青い機械が並んでおりますが、これらは全て、台湾の九春工業の製品です。
九春工業は世界80カ国にプレス機や引張試験機を販売している業界を代表するメーカーです。
そして、この6000トンプレス機は世界一大きなプレス機になります。
油圧シリンダーを上に設けることで、本体を動かさなくてもメンテナンスがしやすい設計になっています。
そしてもう一台はコンパクトな新設計の600トンC型プレス機があります。
この他に15トンの反転機、3.5トンの巻取り検尺機、ターンテーブル、今回はまだ到着しておりませんが、自動検尺切断機も近々到着する予定です。
世界最大のプレス機を作ってくださった九春工業のみなさん、ありがとうございました。
今日は台湾からベン会長夫妻が来られています。せっかくの機会ですので、みなさん機械をご覧いただき、九春工業の皆様ともぜひご歓談ください。

もう一人のゲストをご紹介します。クロスビーのジョン・シアさんです。
中村工業は去年の10月より、アメリカの吊り金具メーカー、クロスビーの日本総代理店として、クロスビー製品を在庫し、即納で対応出来るようになりました。2階のスペースにはショールームも開設致します。

クロスビーは1836年にアメリカで、クロスビー・ラフリンが創業しました。吊り金具の業界では世界のトップブランドで、シャックルは最大で吊り荷重1550トン、製品点数も600種類以上と、豊富にラインナップしています。
クロスビーのビジネスを中村工業のもう一つの柱となるように、ジョンさんと一緒に拡販していきたいと思っております。

今年の10月には、クロスビーユーザー向けに「玉掛けの基本コース」と題した世界レベルの講習会を開催いたします。
クロスビーの講習会は、世界中で毎年30万人以上が受講しておりますが、日本では初めての試みとなります。
参加は無料ですので、この機会にぜひみなさんご参加ください。

この神戸工場は、こちらにおります藤本を工場長として、今まさにスタートしたばかりです。
これから社員と共に一丸となって神戸工場を盛り上げていきたいと思いますので、これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

本日は日本一のギタリストで、世界一を目指している木村モモさんのギターの演奏を聞きながら、食事と飲み物をご用意しておりますので、時間の許す限り楽しんで帰ってください。

本日は誠にありがとうございました。

中村工業株式会社 代表取締役社長 中村哲也

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です