メディア掲載/2013年

2013年6月28日(金)大正Walker

産業の発展をつなぐ命綱を編み上げる
「ワイヤロープ加工」のプロ集団

 実にシェアの9割近くを大阪が占めるというワイヤロープ加工。なかでも数社しか作っていない太さ50㎜以上の”太物”と呼ばれるロープ加工に定評のあるのがこちら。業界内でいち早くホームページを開設し、積極的なPRでイージス艦や海外からも受注。まさに、世界の産業をつなぐロープを製作している。

大迫力の力技!
約60トンに耐える80㎜のワイヤーは硬く、重い。工程の難しさは職人たちのとびきり大きな腕の筋肉が物語る

「ロープ加工はすべてオーダーメイド。国家資格のロープ加工技能士1級を持つ職人が多いのも我が社の誇りです」

自社が企画した、13年3月からの新製品「ウルトラロープ」。従来よりサビに強く、製造年月が識別できるタグなど、利便性が格段に向上

【工場見学】工場内は常時見学を受付。ただし、日によってロープ加工の内容は変わるため、詳細は電話で確認を!

住所:大阪市大正区泉尾6-5-40
交通:JR大正駅より市バス98系統などで約6分
バス停:泉尾三丁目を下車、北西へ。徒歩3分
会社DATA:創業1964年。各種ワイヤーロープの販売や加工などが主な業務。
HP:rope.jp

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2013年6月27日(木) 鉄鋼新聞

需要構造変化への対応・関西地区二三次製品流通
ワイヤロープ加工に特化 “高品質で短納期”武器に

media_130627 中村工業はワイヤロープ端末加工の業界大手で、東京製綱の指定代理店。国家資格のロープ加工技能士は現在11人(1級10人、2級1人)を抱え、業界屈指の経験と実績を誇る。ワイヤロープ加工は細径から120㍉までの太径までを手掛けるが、とりわけ太径製品が得意。ワイヤロープ端末加工量は全国トップ級の年間約2500㌧。

 中村和郎氏(中村哲也社長の父で現代表取締役会長)が1964年に21歳の若さで創業、67年に現在の中村工業に商号を改称した。68年に300㌧プレス機を設置しロック加工に本格参入、74年に現所在地に移転、86年には法人改組した。90年3000㌧プレス機を設置(120㍉までのロック加工)、97年ホームページ開設、03年に隣接し第2工場を開設、09年には中村哲也専務が社長に昇格就任した。

中村哲也社長は次のように話す。「高品質な太径ワイヤロープ加工を、短納期で顧客に提供できることが最大の売り。ワイヤロープは『産業を支える命綱』と言われている。それだけに高品質な製品の提供に努めている」

この3月、亜鉛アルミ合金めっきを採用した『ウルトラロープ』の販売を開始。高耐食性(サビ寿命が従来比で2倍)とクリーン(油の量が従来比1/2)が同製品の大きな特長。中村工業では更に独自のタグ『カラータイマー』(商標登録申請済)を付けたことで差別化を図った。タグは製造年月・ロープ径・長さなどの製品情報が一目で分かり需要家に好評。

「足元のワイヤロープ需要は過去最低といえるほどの厳しい状況だ。数ある加工屋の中から一歩抜けた存在になるには独自製品を持ち、他社との差別化を地道に図っていくしかない。従業員はみんな真面目で良く働く。当社の一番の財産だと思っている。典型的な3K職場ではあるが、『危険予知&カイゼン活動』などを通じ安全最優先でやっている」

12年9月期業績は売上高が前期比0・5%増の5億800万円。

仕入は東京製綱が約7割で、その他はテザックワイヤロープや浪速製綱など。金具関連では関西工業、大洋製器工業、独・RUD(ルッド)社など。ワイヤロープは海外品も扱うが、国内製品の比率が約8割と高い。

独自製品の一つに、10年発売のワイヤロープ用クッションカバー「くるっと」がある。強化ゴムホースにらせん状の切れ込みを入れたもので、容易に着脱可能でコストメリットも大きい。販売先が開発したユニークなシャックル用割ピン代替品「ワンタッP」は、同社が総発売元。

「09年発売の東京製綱製玉掛け用ワイヤロープ『ハイクロスロープ』は『強い・軽い・柔らかい』と3拍子が揃った大型商品。サイズダウンが可能であり、業界では玉掛の主流になりつつある。全種類を常時在庫しているのは東京製綱と当社だけだ」

中村社長は6月上旬、中国・南通を訪問した。南通はワイヤロープメーカー約600社が集積、中国全土のシェア約7割を占めるという。「7社を見学した。大半は4号や6号の汎用品メーカーだったが、マルチストランドロープや異形線ロープを製造するメーカーも増えており、その技術力の高さには驚いた。中国メーカーは凄い勢いで進歩、進化してきている」

13年9月期は売上高5億円弱を見込む。

この4月にはオンラインストア「ロープファクトリー」を開設した。簡易断線検出器、玉掛索、ロープアイボルトなどを販売しているが、これからは「ワイヤロープ補給用油」などもアイテムに加えたいという。「不況を嘆いていても仕方がない。やるべきこと、打つべき手はいくらでもある」と話す中村社長。行動派社長の目線は高い。(白木毅俊)


2013年4月22日(月) 日刊工業新聞

中小にも景気回復の風 活路を求めて“次の一手”

 景気回復が実現しても、企業にとって既に手がけている分野が成長するとは限らない。事業構造が同じでは“追い風”を受けられない場合もある。そうした懸念を持つ中小企業の中には活路を求めて“次の一手”を打つ動きが盛んだ。

写真:中村工業はワイヤロープで欧州市場の開拓を本格化(仏モビリス製のブイ)

■広範囲に拠点
未経験の分野で新たな一手を打ち出す中小企業も多い。ロープメーカーの中村工業(大阪市大正区)は欧州市場の開拓に乗り出し、仏蘭西の船舶用具企業のモビリス(マルセイユ)に樹脂製ロープと係留具などの装置一式を納めた。中村工業製のロープの耐久性が評価されたという。(特別取材班)


2013年4月10日(水) 鉄鋼新聞

ワイヤロープのオンラインストア 中村工業、1日開設

 ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は、オンラインストア「ロープファクトリー」を4月1日にオープンさせた=写真。ワイヤロープ専業による、ワイヤロープ特化型オンラインストアの開設は業界初。業界内外の幅広い需要家の取り込みが狙い。
中村社長は「足元の需要環境は厳しいが、オンラインストアを活用し新製品のPRや新規需要の掘り起こしを図っていきたい」と話す。
出品しているのは東京製綱製ワイヤロープ簡易断線検出器「ハンディーチェッカーHC-3010」、玉掛索「ウルトラロープ両アイ加工品」9〜24㍉・長さ1〜6㍍、「ロープアイボルト」M12〜20、「同」横吊り用M16〜30、シャックルを快適に使用するための「ワンタッP」、クッションカバー「くるっとスタンダード」、書籍「ロープ加工技能士必携」など。


2013年4月9日(火) 日刊産業新聞

中村工業 オンラインストア開設 ワイヤロープ関連取扱い

 ワイヤロープ加工・販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、インターネット販売を開始した。オンラインストア「ロープファクトリー」を開設し、玉掛索やワイヤロープ関連の独自製品、主要メーカーの東京製綱の製品を取り扱う。今後は100品目を目標に、品揃えを広げていく考え。
同社ではインターネットを活用した情報発信やネットワークに以前から注力してきた。自社のホームページ(HP)は1997年に開設。中村社長が先頭に立ってHP内容の更新・充実に加え、ブログやフェイスブックなどSNSを通じた社内外での情報共有、事業提案活動を進めている。
これまでにも自社HPを通じて米国、フランスなど海外を含めて多様な引き合い・注文があったが、幅広い顧客ニーズへの対応や新規市場開拓のため、オンラインショップを開設した。決済は銀行振り込みのほか、インターネット経由で要望の多かったクレジットカード決済にも対応するのが特徴。
掲載商品は玉掛索をはじめ、ロープアイボルト(M12−M30)、割りピンに代わるナット止め用安全脱着ピン「ワンタッP」、ワイヤロープやチェーンなどの衝撃吸収・キズ防止製品「くるっと」シリーズなどの独自製品。また、東京製綱のワイヤロープ簡易断線検知器「ハンディーチェッカー」、全日本ロープ加工組合連合会の資料も取り扱っている。
開設に際しては、オンラインストア構築サービス「Stores.jp」を利用。中村社長は「オンラインストアは新たな試み。早速初めての注文をいただいたところ。ワイヤロープ関連商品の品揃えを充実させ、今後はロープ以外にシャックルやフックなども、各メーカーの了解を得ながら扱っていきたい」としている。


2013年3月28日(木) 大阪市大正区

大正で生まれる命綱が、産業を繋ぐ

media_130328_3 直径2cmほどのワイヤが火花をあげて切断された。そのワイヤを「ロープ加工技能士」の国家資格を持つ職人二人が何本も手作業でより合わせ、直径8cmもの極太のワイヤロープに編み上げていく。この太さでなければ、80tもの重いテトラポッドは吊り下げられない。

 「産業の命綱」と呼ばれるワイヤロープ。建設現場や港湾、工場などでは欠かすことのできない存在だ。中村工業は、そのワイヤロープ加工で国内有数の技術を持つ会社である。現場によって必要な長さや太さ、吊り下げる重量などはすべて違うからこそ、北海道から沖縄まで全国に広がる顧客のさまざまなニーズに合わせた商品を提供することが身上だ。情報発信にも力を入れており、インターネット黎明期の1997年にはいち早く会社のホームページを設置。最近はツイッターやフェイスブックも開設している。

写真:まさに、ものづくりの命が紡がれる瞬間。丈夫なだけでなく、サビにくく汚れにくい、水辺の工業地ならではのロープ開発にも意欲的

●大正区泉尾6-5-40 ℡ 06-6551-3390
http://www.rope.co.jp


2013年3月26日(火) 日刊工業新聞

ワイヤロープで欧州開拓 中村工業 仏社納入機に本格化

media_130326 中村工業(大阪市大正区、中村哲也社長、06・6551・3390)は、ワイヤロープやポリプロピレン(PP)樹脂製など各種ロープで欧州市場開拓を本格化する。付加価値をつけたロープの大半は国内向けで、海外は韓国や中国、台湾向けがわずかという。今回仏のブイ製造会社への納入が初めて決まったのを契機に欧州での需要が見込めると判断した。今後建機など幅広い場面で使われるロープの欧州強化を狙い、海外展示会出展企業に対する営業強化など訴求を積極化する。
中村工業の納入先企業は仏の港湾都市、マルセイユに拠点を置く「モビリス」。ブイにつないで海底に垂らすワイヤロープとPPロープ、ロープを固定する係留具などの装置一式を納めた。

モビリスは近年、欧州以外への進出を狙っている。ただ、海上ブイの納入は各国省庁の入札案件を経るケースがある。耐久性を維持した樹脂製ブイで価格面の利点も大きいため、日本の入札でも採用されたという。

一方、モビリスは価格抑制のために、ブイにつなげるロープは“地産地消”での調達を優先している。そこで「ロープ」でドメインを取得し、ネット販促も強化していた中村工業のロープが目に留まり、製品の技術面も評価したうえで、納入依頼した経緯がある。

中村工業の2012年9月期売上高は約5億円。国内向け販売が中心で「すぐに海外比率の引き上げにつながる訳ではない」(中村哲也社長)としているが、中村社長自らが4月に独・ミュンヘンで開かれる世界最大級の建設機械見本市「バウマ」に赴き、出展企業に売り込み、海外での認知度増加につなげる。



2013年3月22日(金) 日刊工業新聞

耐食性高いロープ開発 中村工業、アルミ10%混合

media_130322 中村工業(大阪市大正区、中村哲也社長、06・6551・3390)は、亜鉛メッキにアルミニウムを10%混ぜて耐食性を高めたワイヤロープの新製品「ウルトラロープ=写真」を開発した。従来製品に多いメッキ処理のみのロープに比べて、さびにくくなっている。使う油の量も半分にし、水産や海洋工事用での水質汚染を防止する。

 ロープ径は9㍉-24㍉㍍までの間で生産するが、その他のサイズも受注に応じる。標準的な12㍉㍍のロープで1㍍当たり330円。年1000万円の売り上げを見込む。

ウルトラロープはポリエステル樹脂製のロープにつけるタグ「カラータイマー」を装着した。四つのドットに色と配置を組み合わせることで、製造年月を確認できる。

カラータイマーはウルトラロープ以外にも採用可能で、費用は無料。


2013年3月15日(金) 日刊産業新聞

新製品 知恵と技 ウルトラロープ(ワイヤロープ)
使いやすく長寿命実現

media_130315 ワイヤロープ加工・販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)が発売した新製品「ウルトラロープ」。従来製品の技術をベースに、ユーザーの安全なロープ選定・使用と使いやすさ、長寿命でより環境に優しい製品を追求するとの思いから生まれた。

 ウルトラロープは、「さびに強い」「長寿命」というニーズに対応するため、通常の亜鉛めっきよりも耐食性に優れた亜鉛アルミ合金めっきワイヤロープとなっている。さらに油の量を半分に減らし、汚れにくく、環境にやさしい「クリーン」な製品を実現した。

破断力は玉掛け用ロープの安全荷重表に通常記載される「6×24・A種」と同じで、ロープの選定をしやすくした。中村社長は「亜鉛アルミ合金めっきワイヤロープの製品や技術は、以前からあるもの。ただ、『カラータイマータグ』や商品の使いやすさ、納期対応など付加価値を高め、開発した新しい製品」と話す。

加工・販売業である同社が、商品企画から参画しメーカーの強力を得てワイヤロープの新製品を開発するのは珍しい。中村社長は「今ある良い技術や製品にもう一度スポットを当て、工夫を加えることで、独自の商品が生まれるし、お互いにメリットが出てくるのでは」と話す。

新製品にはもう一つの思いも込められている。「ウルトラロープ」のカタログには、「Designed by Nakamura Industry,
Made in Japan」の文字を入れ、「中村工業が自信を持って創った」と明記。この英語表記は「アップルの製品をイメージした」(中村社長)。
汎用品のワイヤロープは輸入品の比率が上昇し、国内市場全体でも30%近くが輸入品で占められている。そうした中で「基本はやはり日本製のワイヤロープを大事にしたい。品質、技術をアピールして、お客さまの知名度が高まれば、必ず使っていただけるはず」(同)と期待を込めている。


2013年3月1日(金) 鉄鋼新聞

中村工業 めっきワイヤで新製品 高耐食、製品情報タグ採用

media_130301b ワイヤロープ加工業の中村工業(本社・大阪市大正区、社長・中村哲也氏)は、めっきワイヤロープの新製品『ウルトラロープ』=写真=を3月1日から発売する。ウルトラロープは亜鉛アルミ合金めっきを採用のワイヤロープを全面リニューアルしたもの。高性能ワイヤロープに、製造年月・ロープ径・長さなど製品情報が一目で分かるタグ「カラータイマー」を初めて採用、ワイヤロープを使用する上で安全面にも配慮した。カラータイマーは2月下旬に商標登録を申請済み。

 中村社長は「亜鉛アルミ合金めっきを採用したワイヤロープは従来からあるが、ウルトラロープには高耐食性、高強度、短納期、クリーン、カラータイマータグという5つのコンセプトを持たせた。今後は玉掛用、水産用を中心に拡販していきたい」と話す。

新製品の特徴である5コンセプトの内容は次の通り。
高耐食性=従来のめっき品に比べてさびに対する寿命が2倍以上
高強度=6×24 A種と同じ破断力(従来比で約8%アップ)でロープ選定も簡単
短納期=9~24㍉までは即納で対応。市場動向を見ながらサイズを拡大していく予定
クリーン=ワイヤロープに付着している油量を半減させたため、汚れにくく環境にやさしい
カラータイマータグ=4つのドットに色と配置を組み合わせることで、年月が一目で分かる。タグはウルトラロープ以外にも取り付けが可能。カラータイマータグをワイヤロープに取り付けた点では業界初


2013年3月1日(金) 日刊産業新聞

高耐食性・クリーン・短納期 ワイヤロープ機能向上

 ワイヤロープ加工・販売の中村工業(本社=大阪市大正区、中村哲也社長)は、高性能めっきワイヤロープの新製品「ウルトラロープ」を開発し、きょう3月1日から販売を開始した。「高耐食性・クリーン・短納期」な製品で、製造時期や仕様が一目で確認できる独自のタグ「カラータイマー」を採用した。玉掛け用・水産用を中心に拡販していく。

独自タグ採用 製造時期、仕様一目で

media_130301a 「ウルトラロープ」は、従来の亜鉛アルミ合金めっきワイヤロープを全面リニューアルして開発した製品。亜鉛めっきに比べてさびに対する寿命が2倍以上という高耐食性に加えて、「6×24
A種」と同じ破断力(従来比約8%アップ)の強度を持ち、ロープの選定が容易となる。さらに、9-24㍉まで即納が可能という短納期を実現。ワイヤロープに付着する油の量を半分に削減し、汚れにくく環境にやさしい「クリーン」な製品となっている。「カラータイマー」とタグのデザインについて、商標登録申請中。

 カラータイマーは、製品に取り付けることでロープ径と長さを明示し、4つのドットに色と配置を組み合わせて製造年月も一目で確認できるもの。同社ロープ加工技能士による端末加工が施され、証明書の発行も可能。サイズ展開も市場動向を見ながら今後、拡充していく予定。

カラータイマータグについては、4つのドットと色の組み合わせにより、製造年と1-12月の製造月が一目で識別できる。このタグは、ウルトラロープ以外の製品にも採用可能であるため「より安全にワイヤロープを使用することができる」(中村社長)。



2013年1月 大阪商工会議所 西支部

産業の命綱。より一層の進化へ。
ワイヤロープ加工を極め、安全と安心を提供していきます。
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